全荷重開始(術後14週)
医者がレントゲンを見て、
「うーん、変わってないですね・・・。でももう装具はいいです。全荷重にしましょう」
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> 突然の全荷重許可 <
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仮骨すら出来てないのに、全荷重って大丈夫なのか・・・と不安になって聞くも、
「とりあえず松葉杖2本で。痛かったら装具つけてください。」とのこと。
「負荷かけすぎると髄内釘が曲がったりボルト部分が折れたりするから注意ね。」
ってめちゃくちゃ怖いんですけど。おい。
そこの調整難しすぎるだろうよ。
診察後リハビリ室に移動して、PTにどうでした?と聞かれ、
「骨は変わってないけど、全荷重だそうです」と答えると、
「は?マジ?」とナイスなリアクションをいただいた。
装具外して初めて平行棒で歩いた感想は、痛いよりも怖い。
でも、季節的に装具は重いし暑いし、外れたことは素直に嬉しい。
整形外科・リハビリ(術後12週)
担当医が3月で病院を退職したので、新しく来た医者に変わった。
前の医者は適当というかあんまり気遣いのない人だったので、新しい人に期待したいと思う。
膝のボルトを抜いて荷重を始めて2週間経ち、流石にレントゲンに変化が現れるに違いない!
と思って行ったものの、まだ変化ないですねと言われて本当にガックリ。
ネットで見る骨折記録でも3ヶ月くらいで松葉杖を外し始めたりしているので、自分の治りが悪いことに落ち込む。
医者は治りにくいところだと言うけど、治るのを待つしかないなんて・・・・。
何より、少しでも変化があれば張り合いはあるけれど、何にも変わってないと言われると今までの3ヶ月何だったんだって思う。
リハビリはずっと週に1度通っていたけれど、次は整形受診(2週間後)の後でいいよーとのこと。
リハビリも今の時点で出来ることは大体やってやることないのかな・・・と思った。
ちゃんと家でやってね!サボったらすぐわかるからね!と念は押されたけど。
抜釘手術、1/4荷重開始(術後10週)
週に1度リハビリ、2週に1度整形外科でレントゲンを撮り続けるも変化が見られないということで、膝のボルトを1本抜いて荷重をかけることで骨折部に刺激を与えてみましょうということになった。
手術は日帰りの外来手術で5分10分くらいで終わる簡単なものですよ、と事前に聞いていたので気軽な気分で病院に行ったのに、手術着に着替えて手術台に上がって色んな機械取り付けられて、一気に緊張感が高まった。
今回は局所麻酔だったので、膝部分に何度か注射を打たれてそれが一番痛かった。
手術自体は結局3~40分くらいで終了。
髄内釘を入れる手術の時は麻酔で寝ていたので全く記憶なかったけど、今回は意識のはっきりした状態で受けていたものの、痛みもなくただ足をグイグイ押し引きされているくらいの感覚。
BGMが嵐のアルバム?か何かで、それをボーッと聴いていたら終わった。
履いていった免荷装具は1/4荷重に調整してもらい、翌日も傷口を見せる為に病院へ行く必要があったのでそのまま外来に置いて帰った。
外科・リハビリ(術後7週)
3週ぶりの整形外科受診。
レントゲンを撮るも、骨は付き始めていないとのこと。
8週頃から荷重をかけられるようになるのでは、と言われていたのでガックリきた。
骨折部の下あたりに3センチくらい固く膨らんでいるところは、骨のつき始めで血液が固まっているからじゃないかな、と言われた。
脛骨骨折部と足首の骨折部に超音波治療器をあてていたのを、脛骨2か所に変更。
何か骨折の為に出来ることはないですかと尋ねたところ、1日20分くらい太陽にあたってビタミンDを作ることくらいかなー。と言われたけど、内勤かつ両松葉杖の人間がなかなかそのシチュエーション作るのは難しい。
休日はずっと出かけずに家に引きこもっているけど、少しは太陽の下に出てみるかなぁと思った。
リハビリで毎回測定する足首関節の可動域は先週と変わらず5°(+90°)
指の広がりが悪いので、座った状態で床に敷いたタオルを足指で手繰り寄せるリハビリは引き続き頑張るように、とのこと。
骨折部の変化がないことにかなり凹んだけれど、つくまでにの間にリハビリをしっかりしていこう、と気持ちを切り替えようと思う。
リハビリ(術後6週)
足首の可動域がついに+5°(+90°)になった。
今回からレッグエクステンションマシンを使った大腿の筋トレ開始。
リハビリについて
リハビリは退院1日前から開始した。
まずはうつ伏せ状態で膝を曲げることと、仰向けで足の上げ下げ。
最初にうつ伏せで膝曲げてみて、と言われてやったところ、自分では90度くらい曲げているつもりなのにその半分くらいしか踵が上がっていなくて愕然とした。
足の上げ下げは、大腿の筋肉が衰えないためにやりましょうということで、健足には3キロの重りを巻いて行っていた。
退院1週間後に装具ができてからは、歩くことで筋肉を使うので筋トレはなしに。
その後のリハビリメニューは
・椅子に座って、床に敷いたタオルを足指だけでたぐりよせる
・椅子に座って足の裏を床につけて前後させる
・床に座って壁に足の裏をつけて前屈
これらをすることによって動きにくかった親指が少し動くようになったのと、
足首の可動域が最初+25°(+90°)くらいだったのが15°→10°→5°と徐々に広がっていった。
ただ、通常の人は-20°くらいなのに対し私の場合健足でも-10°なので、両足共に柔らかくしていきたいと思う。
免荷装具
病院内に定期的にきている義肢屋で装具を作ることになった。
PTB免荷装具とは、歩行の際に骨折した足を地面についた時の重みを膝で受けることにより踵に重みがいかないというもの。
これが出来ればとりあえずは両足を地面について歩けるので、外出できるようになった。
足の採寸と石膏で型取りして、できあがったものがこれ。
ごつい。ごつすぎる。
まず服の選択に困った。これを覆い隠すような服は流石にない。
仕方ないので細身のパンツを履いた上につけることにした。
装着感としては、膝で体重を受けているもののそこまで痛みはない。
接地している部分が小さく、強く踏み込んで歩行するのは難しいので、松葉杖は手放せないものの、やはり両足に体重をかけて立てるのはかなり楽。
片足を常に地面から上げておくというのは、重心がぐらつくし、腕と健足がかなりしんどいし、上げている方の足の太ももも痛い。
外出時にそういう体勢でいる人を見るとかなり大変そうだな、と思う。
ただこの装具+松葉杖はかなり威圧感がありそう。